Sleep Architecture Interview
―明日の私が変わる、睡眠設計―
vol.1 産総研 人間拡張 外来研究員 村堀達也

Sleep Architecture Interview ―明日の私が変わる、睡眠設計―  vol.2 産総研 人間拡張 外来研究員 村堀達也

質のいい睡眠をとることが、仕事や暮らしを静かに引き上げてくれる。
自分らしい“最適な睡眠”は、どうつくるのか。
それはまるで、睡眠の原理に寄り添いながら、その人らしく設計される、建築のようなものかもしれません。

さまざまな分野で活躍する人たちの睡眠を、多角度から紐ときました。
そこには、自分の睡眠を見直すときのヒントがきっと見つけられるはず。

vol.2 村堀達也さん/産総研 人間拡張 外来研究員

株式会社 TOKYO GAISHO 代表取締役
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人間拡張研究センター 外来研究員

PAJUUは「長くて質のいい睡眠が健康と美容に繋がる」という考えですが、睡眠は具体的にどのように美しさ繋がるのでしょうか?

睡眠については 2つです。 1つ目はノンレム睡眠の深い層において、髪や肌の修復をすること。 2つ目はレム睡眠中に、表情筋のリセット、いわゆる左右差を取ってあげるなどの効果があります。とにかく長く寝てほしいと考えています。

「ノンレム睡眠」による髪や肌の修復について、詳しく教えてください。

まずノンレム睡眠は、睡眠における前半 1/3と後半 2/3で機能が全く違います。 特に前半の 1/3がN3と言われるノンレム睡眠の深い層なのですが、そこで 大量の成長ホルモンを出すんです。 この成長ホルモンが出ている時に、子どもの頃で言うと成長に寄与するような効果が得られます。大人になってからの成長ホルモンは、ネガティブな部分を修復をするということに寄与してきます。 例えば、紫外線を浴びて肌が壊れた時に修復をしたり。 機能があるお化粧水など色々なものを使う前に、まず前半1/3の睡眠の質を良くすることが重要です。PAJUUではそのあたりの機能をふんだんに盛り込んだ生地になっていますので、PAJUUで上質な睡眠をとることでより美しくなってほしいなと思っています。

「レム睡眠」による美への影響について、詳しく教えてください。

レム睡眠は「rapid eye movement」という言葉の略語になるのですが、その名の通り眼球がくるくる動いています。その時、全身がものすごく弛緩しています。 この弛緩をするということがものすごく大切で、当然表情筋も弛緩していくのですが、この筋肉の弛緩によって、顔の血流や代謝が良くなり顔のトーンが上がります。 また、顔の筋肉は、降臨筋など必ず 左右に1つずつあり、 2つある筋肉は左右差が出てきます。 そういった部分もレム睡眠の弛緩中にリセットしてくれますので、とにかくレム睡眠を長くとることが重要となります。特にレム睡眠は後半で伸びますので、30分、1時間でも長く寝てもらうことでより美しくなっていくと考えています。

多くの女性患者さんの施術をしている中で、寝ている人と寝ていない人の違いは分かるものでしょうか?

分かるポイントが2つあり、1つはお顔のトーンです。 レム睡眠が少ないとお顔のトーンが悪くなるので。 もう1つが、筋肉の過緊張によってお顔がゴツゴツしてきます。 子どもの頃はお顔がなだらかでふっくらしていますが、成長するにつれそれがなくなっていくイメージです。

世界で1番寝ていない女性は日本人女性とのこと。数多くの方の女性の睡眠脳波を見てきた村越さんが、現代女性に思うこととは?

日本の女性、特に都心部でバリバリ仕事をしている方の睡眠時間は非常に短い。 そうすると、美容的な効果を得られないまま生きていくことになります。 それでもやはり美しくなりたいので、高額な化粧品を使ったり、プラスアルファでジムに通ったり、サウナに行ったりしますよね。けれど、そんな時間があるのなら、 30 分、 1時間でも長く寝ていただきたいと強く思います。

PAJUUによる睡眠時間向上へのアプローチについて、開発に携わった村越さんはどういう印象をお持ちでしょうか?

素晴らしいなと思っています。 例えば今回我々がこのPAJUUのエビデンスを取るために、特に女性のエビデンスをたくさんとりました。女性は、 1ヶ月の中でも排卵と月経があるので、その時にかなり睡眠の質が変わるんです。 例えば排卵の期間中はレム睡眠が異常に伸びたり、月経前後は9時間近く睡眠が必要だったりするんです。そういった変化があるので、睡眠のエビデンスを取る時の被験者として女性が選ばれないという現実がもともとあり、ほとんどの睡眠にまつわる論文の被験者は男性がメインで構成されています。 女性の生理と睡眠の研究、もしくは睡眠と美容の研究が著しく少ないというのが現実となっています。今回このPAJUUのエビデンスを取ることも含めて、女性のデータがかなり蓄積されているので、そういった睡眠のデータからわかることを世の中にお返しできたらいいなと強く感じています。

PAJUUが大切にする「深睡眠」について感じたこととは?

PAJUUが特に大切にしている「深睡眠」、いわゆるノンレム睡眠の1番深い睡眠のことですね。その時に、いかに体温を体から放出をするか、発汗をすること、この2つを妨げないことを追求した生地作りに対して監修させていただいています。 日本人はやはり身体を温めた状態で寝るという習慣があるんですが、これをすることによって「深睡眠」が断続的に断片的になっていくので、恩恵が受けにくくなるという部分があります。我々がこのパジャマを着ることで、最初の睡眠をしっかり取ることが結果としてレム睡眠にも繋がってくるので、皆さんに一度試していただきたいなと思っています。

睡眠に良い食生活を教えてください。

睡眠に良い食事とは、消化に良い食べ物を食べるということに尽きます。 なぜなら、消化に悪い食べ物を食べてしまうと、胃腸が動いている時間が長くなり腹部に血液が滞留します。 そうすると深部体温が上がってしまい、最初の深睡眠という部分が荒れてしまうんです。ですので、18時以降のお食事に関しては、できるだけ消化の良いものを食べていただくことをお勧めしています。

睡眠に良い環境や寝具について教えてください。

消化の良いものであれば睡眠の2時間前まではそこまで影響はないです。消化の悪いものは睡眠までに5、6時間空けて欲しいですし、できれば避けてほしいと思っています。 環境に関しては、子どもの頃の睡眠にヒントがあります。 子どもの頃はとにかく寝返りを打つんです。 1箇所にとどまらない。なぜかというと、地球はかなり重力が強い惑星になので、1箇所がずっと当たっているともちろん鬱血しますし、身体の左右差が強くなるんです。 ですから、寝返りによって身体の色々な面に対して重力をかけ、体のバランスを整えているんですね。ということは、寝返りが打ちやすいベッドマットレスがものすごく大切ということになります。 私はエアウィーヴのベッドマットレスをよくお勧めさせていただいています。東京オリンピック、パリオリンピックの選手村でも採用されているベッドマットレスなのですが、1度寝てみていただきたいなと思います。 そして、エアウィーヴのピロー スリムも愛用しています。 私の理想がつまった寝返り特化型のピローです。どんな枕も合わず、バスタオルで代用されている方にもオススメです。 僕の中ではPAJUUのパジャマを着てエアウィーヴのベッドマットで寝る。もうそれこそ至高だと思っています。
Photo:秋倉孝介 Interview:柿本真希(Lita)

PAJUUは「長くて質のいい睡眠が健康と美容に繋がる」という考えですが、睡眠は具体的にどのように美しさ繋がるのでしょうか?

睡眠については 2つです。 1つ目はノンレム睡眠の深い層において、髪や肌の修復をすること。 2つ目はレム睡眠中に、表情筋のリセット、いわゆる左右差を取ってあげるなどの効果があります。とにかく長く寝てほしいと考えています。

「ノンレム睡眠」による髪や肌の修復について、詳しく教えてください。

まずノンレム睡眠は、睡眠における前半 1/3と後半 2/3で機能が全く違います。 特に前半の 1/3がN3と言われるノンレム睡眠の深い層なのですが、そこで 大量の成長ホルモンを出すんです。 この成長ホルモンが出ている時に、子どもの頃で言うと成長に寄与するような効果が得られます。大人になってからの成長ホルモンは、ネガティブな部分を修復をするということに寄与してきます。 例えば、紫外線を浴びて肌が壊れた時に修復をしたり。 機能があるお化粧水など色々なものを使う前に、まず前半1/3の睡眠の質を良くすることが重要です。PAJUUではそのあたりの機能をふんだんに盛り込んだ生地になっていますので、PAJUUで上質な睡眠をとることでより美しくなってほしいなと思っています。

「レム睡眠」による美への影響について、詳しく教えてください。

レム睡眠は「rapid eye movement」という言葉の略語になるのですが、その名の通り眼球がくるくる動いています。その時、全身がものすごく弛緩しています。 この弛緩をするということがものすごく大切で、当然表情筋も弛緩していくのですが、この筋肉の弛緩によって、顔の血流や代謝が良くなり顔のトーンが上がります。 また、顔の筋肉は、降臨筋など必ず 左右に1つずつあり、 2つある筋肉は左右差が出てきます。 そういった部分もレム睡眠の弛緩中にリセットしてくれますので、とにかくレム睡眠を長くとることが重要となります。特にレム睡眠は後半で伸びますので、30分、1時間でも長く寝てもらうことでより美しくなっていくと考えています。

多くの女性患者さんの施術をしている中で、寝ている人と寝ていない人の違いは分かるものでしょうか?

分かるポイントが2つあり、1つはお顔のトーンです。 レム睡眠が少ないとお顔のトーンが悪くなるので。 もう1つが、筋肉の過緊張によってお顔がゴツゴツしてきます。 子どもの頃はお顔がなだらかでふっくらしていますが、成長するにつれそれがなくなっていくイメージです。

世界で1番寝ていない女性は日本人女性とのこと。数多くの方の女性の睡眠脳波を見てきた村越さんが、現代女性に思うこととは?

日本の女性、特に都心部でバリバリ仕事をしている方の睡眠時間は非常に短い。 そうすると、美容的な効果を得られないまま生きていくことになります。 それでもやはり美しくなりたいので、高額な化粧品を使ったり、プラスアルファでジムに通ったり、サウナに行ったりしますよね。けれど、そんな時間があるのなら、 30 分、 1時間でも長く寝ていただきたいと強く思います。

PAJUUによる睡眠時間向上へのアプローチについて、開発に携わった村越さんはどういう印象をお持ちでしょうか?

素晴らしいなと思っています。 例えば今回我々がこのPAJUUのエビデンスを取るために、特に女性のエビデンスをたくさんとりました。女性は、 1ヶ月の中でも排卵と月経があるので、その時にかなり睡眠の質が変わるんです。 例えば排卵の期間中はレム睡眠が異常に伸びたり、月経前後は9時間近く睡眠が必要だったりするんです。そういった変化があるので、睡眠のエビデンスを取る時の被験者として女性が選ばれないという現実がもともとあり、ほとんどの睡眠にまつわる論文の被験者は男性がメインで構成されています。 女性の生理と睡眠の研究、もしくは睡眠と美容の研究が著しく少ないというのが現実となっています。今回このPAJUUのエビデンスを取ることも含めて、女性のデータがかなり蓄積されているので、そういった睡眠のデータからわかることを世の中にお返しできたらいいなと強く感じています。

PAJUUが大切にする「深睡眠」について感じたこととは?

PAJUUが特に大切にしている「深睡眠」、いわゆるノンレム睡眠の1番深い睡眠のことですね。その時に、いかに体温を体から放出をするか、発汗をすること、この2つを妨げないことを追求した生地作りに対して監修させていただいています。 日本人はやはり身体を温めた状態で寝るという習慣があるんですが、これをすることによって「深睡眠」が断続的に断片的になっていくので、恩恵が受けにくくなるという部分があります。我々がこのパジャマを着ることで、最初の睡眠をしっかり取ることが結果としてレム睡眠にも繋がってくるので、皆さんに一度試していただきたいなと思っています。

睡眠に良い食生活を教えてください。

睡眠に良い食事とは、消化に良い食べ物を食べるということに尽きます。 なぜなら、消化に悪い食べ物を食べてしまうと、胃腸が動いている時間が長くなり腹部に血液が滞留します。 そうすると深部体温が上がってしまい、最初の深睡眠という部分が荒れてしまうんです。ですので、18時以降のお食事に関しては、できるだけ消化の良いものを食べていただくことをお勧めしています。

睡眠に良い環境や寝具について教えてください。

消化の良いものであれば睡眠の2時間前まではそこまで影響はないです。消化の悪いものは睡眠までに5、6時間空けて欲しいですし、できれば避けてほしいと思っています。 環境に関しては、子どもの頃の睡眠にヒントがあります。 子どもの頃はとにかく寝返りを打つんです。 1箇所にとどまらない。なぜかというと、地球はかなり重力が強い惑星になので、1箇所がずっと当たっているともちろん鬱血しますし、身体の左右差が強くなるんです。 ですから、寝返りによって身体の色々な面に対して重力をかけ、体のバランスを整えているんですね。ということは、寝返りが打ちやすいベッドマットレスがものすごく大切ということになります。 私はエアウィーヴのベッドマットレスをよくお勧めさせていただいています。東京オリンピック、パリオリンピックの選手村でも採用されているベッドマットレスなのですが、1度寝てみていただきたいなと思います。 そして、エアウィーヴのピロー スリムも愛用しています。 私の理想がつまった寝返り特化型のピローです。どんな枕も合わず、バスタオルで代用されている方にもオススメです。 僕の中ではPAJUUのパジャマを着てエアウィーヴのベッドマットで寝る。もうそれこそ至高だと思っています。
Photo:秋倉孝介 Interview:柿本真希(Lita)

OTHER MAGAZINE

記事一覧